ここ最近、夜なべしてキャンドル作りに明け暮れていましたが、昼間は私の本分であるアロマテラピーの勉強の毎日です。
そんな中、とても興味深い書籍を見つけたので先日購入しました。
『誰も教えてくれなかった精油のブレンド学』
なる本なのですが、ただ単に精油のブレンドレシピを載せているというものではなく、ブレンドのアート性と化学性の2方向から捉えて解説されています。
現在、アロマテラピー=マッサージケアという印象があまりにも一般的に根付き過ぎていて、出来合いの香りを使っただけのマッサージをアロマテラピーと呼んでしまっている現実があるということと、マッサージケア技術がどんどん上手くなってゆくセラピストは数多く存在するのに、精油をよく知り、その選択や配合、また香りをお客様に合わせて提案できるアロマセラピストは数少ないのが現状との事です。
アロマは奥が深く難しいと思った反面、ある意味自信にもなりました〜。既に現場で活躍している諸先輩の方々も、決して雲の上の存在ばかりではないという事に!
で、専門家になってしまうと、一般の方からの(特に日本人はズバッと言えないらしい)指摘とかを受ける機会がグッと減ってしまうそうです。
なので、まだ色々意見を言ってもらえる今のうちに自分のスキルをもっと磨いていけると感じたからです(^-^)
楽しく安全に精油の様々な心身への効能の知識をもっと勉強・実践して、その時の状態に合った香りの選択をする力をもっと養っていきたいと思っています。
さて、職場の受付でアロマを炊き始めて結構な月日が経ちますが、受付を通る方々も始めは何か香りがするなぁ〜程度の認識だったかと思います。
今ではかなり浸透してきたようで、色々な方たちから『癒される』とおっしゃっていただけるようになったのが嬉しいところです。
私が職場で炊く時は、朝は柑橘系…特にグレープフルーツを炊く事が多いです。
グレープフルーツにはリフレッシュ効果があり元気を出してくれる精油なので、仕事前に元気を出して貰えるようにというのと、朝から花の香りは重いので爽やかな柑橘系の香りが良いのでは…という観点から。←偉そう笑
そして昼過ぎ辺りにゼラニウムやパルマローザなどのフローラルな香りも織り交ぜてゆき、ペパーミントで一旦スッキリしてラベンダーに移行する場合や、寒くなり風邪を引きやすい季節なので、サイプレスやユーカリなどを炊く事もあります。
ブレンドする前にブレンド後のイメージがしっかりと把握出来るよう色々な精油で試していきたいと思います。