植物名:ニオイゼラニウム
和名:ニオイテンジクアオイ シロバナニオイテンジクアオイ
学名:Pelargonium graveolens(ペラルゴニウム グラウェオレンス)
科名:フウロソウ科 種類:多年草
抽出部位:葉
製造方法:水蒸気蒸留法
主な産地:イタリア レユニオン島 エジプト 中国
ゼラニウムには観賞用など数百の品種がありますが、アロマテラピーで使用するのはごく一部の種です。
ローズと共通の成分を含有した精油で、バラに似た香りの中にハーバルな香りも併せ持ちます。
AEAJの勧める31種類の精油のうち、バンレイシ科のイランイラン同様、フウロソウ科の精油はゼラニウムだけなので
覚えやすいかと思います。
果実の形がコウノトリのくちばしに似ている事からPelargoniumの属名が付けられました。
その効能は多岐に渡り、副腎や視床下部に働きかけ、ホルモン分泌や自律神経のバランスを調整して、心と体の両面に作用するといわれています。
それ以外にも、むくみやセルライト、デトックス効果や、しみ、しわの予防など女性に嬉しい効能が期待できます。
含有されるシトロネロールという成分には蚊除けの効能もありますので、香りを楽しみつつ虫除けにもなり、ゲラニオールには皮膚軟化、皮膚弾力回復、抗菌、抗真菌、抗うつ作用があります。
妊娠初期は使用を控えましょう。